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2024年|現地に住む日本人が徹底解説!「マレーシア」の基礎情報を知ろう!

1.人口

2021年におけるマレーシアの人口は約3,320万人です。
宗教別の人口構成は、イスラム教徒が61.3%、仏教徒が19.8%、ヒンドゥー教徒が6.3%、キリスト教徒が9.2%、その他が3.4%となっています。
これらは推定値で、時期やデータソースによって変動する可能性があります。

2.年齢比率

マレーシアの年齢構成は、若年層が中心を成していますが、
高齢者層の増加も顕著です。
具体的な人口年齢比率は以下の通りです:

0-14歳: 26.4%
15-64歳: 67.8%
65歳以上: 5.8%
これは出生率の低下や医療の進歩による影響と考えられます。
若い世代が主体である一方、今後の高齢化への対策も求められる状況となっています。

3.国土

マレーシアは東南アジアの中心に位置する国で、
面積は約329,847平方キロメートルに及びます。

国土はマレー半島とボルネオ島に分かれており、それぞれ異なる自然環境や地形を持つことが特徴です。
高い山岳地帯から豊かな熱帯雨林、美しい海岸線まで、多様な景観が楽しめます。

4.言語

マレーシアは言語の多様性が豊かで、公用語はマレー語(マレーシア語)ですが、
日常生活では様々な言語が使用されています。

クアラルンプールなどの都市部では英語も広く通じ、観光客やビジネスマンにとっては非常に便利です。
また、華語(中国語)やタミル語、アラビア語なども一般的に話され、国民の多文化的な背景を感じさせます。

5.男女比

マレーシアの男女比には大きな偏りはありません。
男性と女性の数はおおよそ均等です。
ただし、特定の地域や年齢層においてはわずかな差が見られることもあります。

6.政党

マレーシアは議会制立憲君主国で、複数の政党が議会内で存在感を示しています。

主要な政党には、国民戦線(Barisan Nasional, BN)、連合希望連盟(Pakatan Harapan, PH)、イスラム党マレーシア(Parti Islam Se-Malaysia, PAS)が挙げられます。

政治の動向は流動的で、選挙ごとに各政党の勢力バランスが変わることが特徴です。
2022年11月には、ベテラン野党指導者であり、過去2度の投獄経験を持つアンワル・イブラヒム元副首相が首相に就任しました。アンワル氏は2度の投獄を経験しながら、四半世紀にわたって首相の座を目指してきた人物で、
国民の間で大きな注目を浴びた出来事となりました。

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