はじめに
「海外移住したいけど、英語が出来ない」と思っている方も多いかと思います。
今回は、元英会話学校カウンセラーのNishiが海外で本当に使える英語学習方法をお伝えしていきます。
【自己紹介】
こんにちは。株式会社ダズ・インターナショナルのNishiです。
弊社は、海外進出を希望している企業の進出サポートや
海外移住を希望している方の手続きサポートなどを行っています。
私自身、イギリスへ移住しながらサポート業務に携わらせて頂いています。
移住の詳しい経緯はこちら☆
今回は、元英会話学校カウンセラーとしての経験、
そして移住を経験して感じた私なりの英語学習方法をまとめていきたいと思います。
【海外移住:英語学習方法】フォニックス(発音)
みなさんフォニックスというのは聞いたことがありますでしょうか?
英語が母国語の環境の子供たちが発音を学ぶ際に使用する方法です。
少し前から日本でも取り入れ始め、私の勤めていた英会話学校でも2歳ごろから
フォニックスを取り入れていました。
フォニックスというのは、例えば
「悪い」 という意味の 「BAD」 は B A D と書きますが、
だからといって「ビーエーディー」とは読みませんよね?
Bには「ブッ」Aには「ア」Dには「ドゥ」という読み方があり、3つを合わせて「バッド」となります。
(本当はカタカナで書くのはあまりよくないとは思うのですが、、、)
このように文字自体が持つ音をフォニックスと呼びます。
私は例えば
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【F】
①やや口を開ける
②前歯を軽く下唇の内側にあてる
③息を吐く
Fish/Feet/Food/Fat/Fifteen/Phone
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
のようにノートに書いて、単語の発音を周りにいるイギリス人に確認してもらっていました。
「発音なんて気にしなくても話すことが大事!」という考えもあると思うのですが、
私は以前留学していたときに何度も発音を聞き返されて、
どんどん話すのが恥ずかしくなってしまった経験があるので
発音も自分が自信をもって話す大事な要素として考えています。
全部の発音をマスターるとなると道が遠そうですが、
日本人にとって苦手な発音だけとりあえずマスターすると、
かなり聞き返される回数は減りました!
例えばですが、
「F」「G」「Y」「L」「R」「P」「B」「V」「W」「O」
などは、日本語の発音と異なるのでこの辺りを集中的に行うと良いかもしれません。
【海外移住:英語学習方法】スモールトピックス
実際に海外に移住して、周りがイギリス人という環境で困ったのがこのスモールトークでした。
日本で英会話学校に通うのとは違い、常に話題を提供したり
話題に関する自分の意見を言わなければいけません。
特に海外では様々なトピックに対して、あなたはどう思う?
というようにお互いの意見言い合う機会が多いです。
日本で毎日テキトーに生きてきた私にはまず自分の意見を考えるのがとても困難でした。
その対策としていろいろなトピックについて、英語で質問とそれに対する自分の意見をノートに書き溜めていきました。
例えば、(ここでは日本で書きます)
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テーマ「環境問題」
質問「紙ストローについてどう思う?」
回答「飲んでいる途中で柔らかくなってしまうので使いづらい。
だが環境のことを考えると、プラスチックストローは減らすべきなのでMy箸のように金属製のMyストローを持ち歩くべきだと思う」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このように、環境、歴史、社会問題、趣味など様々なテーマに渡って
書き溜めてきました。
一度頭で考え、それを文字に起こしておくと頭の中に残っている物で
似た話題が出たときに応用も効くので私の経験上はとても役に立ちました。
多少英語がつたなくても「意見を持っている人」という印象を植え付けることができます笑
【海外移住:英語学習方法】日記
上記で述べたように、海外では
「自分がどんな気持ちだったのか」
「自分はどんな意見を持っているのか」
「自分はなにをしたいのか」
ということをよく尋ねられます。
「え〜特に〜へへっ。なんでも良いよ〜」で済ませてきた私にとって、
自分の気持ちや希望をはっきり述べなければいけないのはプレッシャーでしかありませんでした。
何度この場から逃げ出したいと思ったことか、、、
そんな失敗から、英語で日記を書くことを始めました。
日記に書くポイントは
- 今日自分が何をしたか
- それに対してどんな気持ちになったか
- その関連するトピックに関する自分の意見、希望は何か
この3つに重点を絞って書いています。
自分の気持ちと向き合う習慣をつけることによって、
いざというときに固まりにくくなりました。(まだよくフリーズしていますが汗)
【海外移住:英語学習方法】単語
そして最後は単語です。
やはりなんだかんだで英語学習において一番大事なのは単語だと思っています。
文章が上手く作れなくても、単語さえわかればなんとかなります。
相手の言っていることが分かんなくても、拾える単語が多ければなんとなく大枠は分かります。
ただ単語だけをやみくもに書いたり読んだりしても私は中々覚えられませんでした。
そのため、私はこのように学習しています。
例えば「転送する」という意味を持つForwardの場合
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Forward | メールを転送して下さい
(英単語の部分は、紙を折れば見えないようにできる)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このようにその単語をよく使うであろう文章を添えて、それを英訳することで、
実際に使用する場面と結びつけることができ覚えやすくなりました。
以上が、私が実際に行っている「海外で英語を使うための英会話学習方法」になります。
人によって合う合わないがあると思いますが、もし少しでも参考になれば幸いです。
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