1.人口

フィリピンは、東南アジアに位置する国として、
人口約1億9,000万人を有しています。

2.人口年齢比率

フィリピンの人口構成は、20歳以下が44％、
高齢者が5％という釣鐘型をしています。
出生率は2.3%と高く、アジアでもトップクラスの人口増加率を誇ります。

10年後には人口ボーナス期を迎えるとの見方もあります。
私見ですが、所得格差が縮小しない限り、貧困層の削減は難しいと考えられます。

3.国土

フィリピンの国土面積は、日本の約8割に相当します。
また、7,000以上の島々から成り立っており、それぞれの島が独自の文化や風習を持っています。
これらの多様性がフィリピンの魅力となっています。

4.言語

公用語としては、タガログ語と英語が挙げられます。
しかし、フィリピン全土には80以上の方言が存在し、
地域によってはタガログ語が通じないこともあります。

セブなどでは、スペイン語の影響を受けたビサヤ語が主に使用されています。
学校教育において英語は重視して学習が進められるため、
多くのフィリピン人は英語を流暢に話すことができます。

5.男女比

男女の比率はほぼ同じですが、社会的には女性が活躍している場面が多く見られます。
働かないフィリピン男性が多いのもあって、職場や家庭では女性の比率が高いです。

フィリピンはキリスト教の影響が強い国で、避妊を奨励されておらず、
堕胎も禁止されています。

また、他のアジア諸国と比べて、フィリピンの女性は整形をあまり好まない傾向にあります。

6.政党

フィリピンの政治状況は、過去15年ほどで安定してきました。

現在の大統領はマルコス氏です。

フィリピンの大統領選挙は6年ごとに行われる直接選挙です。

最近の選挙では投票率が85％と非常に高く、国民の政治への関心の高さが伺えます。 国民は投票所には行きますが、投票は電子投票システムなので、1～2日で結果が出ます。

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