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海外進出支援というビジネスをしていると…
1. 海外進出支援とは…
その言葉通り、海外に進出する企業を支援する活動。
ざっくり言えば以下のような局面でのサポートをすることです。
- 企業の進出先や進出手法/形態を調査・テストマーケティングにより選定するサポート
- 企業が進出先で行うさまざまなビジネスのサポート
- BtoC(現地消費者への販売をベースとしたビジネス)
- BtoB(現地販売者との連携をベースとしたビジネス)
- 現地法人設立
- 現地店舗開業
当然、この支援は企業が「海外で○○○がしたい」と希望していることが前提になります。
2. 海外こそが正義とは思っていません。
「どんな企業にとっても海外進出すべきですか?」と聞かれたら食い気味でNOと言います。
理由は簡単で、多くの企業は自国で運営する方が圧倒的に障壁が少ないからです。
これは個人にも言えることです。
現在海外移住をしている人は、大体130万人くらい(だったと思います)
つまり、海外海外騒いでますが、実際に海外に住んでいるのは日本国民の約1%程度なわけです。
背景としてはシンプルに多くの人にとって日本の方が暮らしやすいのが事実ですし、人は(動物はと言ってもいい)基本的に生存の障壁が低い場所に住みたいものなので。
YoutubeやSNS等のメディアでは「日本はダメ、海外だ!」的な意見が飛び交っていますが、これは危険な流れだと思ったりもします。
なぜなら海外でうまくやれる日本人はとても少ないからです。
3. “日本以外にもマーケットがある”という理解
ここまで海外進出を否定しているような感じで受け取られた方もいるかもしれないので補足です。
多くの企業支援をしてきた中で思うことですが、「日本はダメ、海外だ!」ではなく、“海外はひとつのチャネル”だと思うべきだと言いたいわけです。
自国のビジネスも推める一方で、海外もやるという考え方が合理的だと思います。
たとえば食品を店舗販売する会社が、Amazonや楽天でも販売しようという話になるように、もうひとつのチャネルで海外でも販売しようとなるようなイメージです。
人の心理は新しい何かを信じると、これまで信じてきたものを「あれは偽物だった」と言いたくなるようです。
それではこれまでよりも良いものに出会えたと信じ込むことで自己肯定する力のようですよね。
しかし現実は「も、いいよね」という話。正解はひとつではないわけです。
4. 私たちは企業支援がしたい。その手法のひとつが海外というだけ。
私たちは海外進出支援屋さんの看板を出して活動していますが、何よりも企業支援屋さんで在ることが前提です。
ご相談・ご依頼いただく企業にとって何が最適最良かを提案する企業で在りたいと思っています。
なんでもかんでも海外が正義というのは手段の押し売りであり、私たちの理念ではありません。
面白い世の中になってきました。
たくさんの選択肢があります。
私たちは企業の選択を共にできるパートナーとして、今後も伴走いたします。
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株式会社ダズ・インターナショナル
〜フワっとアイデアをパキッとミエル化、カチッとデキル化〜
私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに、新しい市場への挑戦を伴走支援します。
理念は「第三者であることの意義を貢献に活かすこと」「会話にこだわり抜くこと」です。
グローバル展開に必要な施策により、
セカイ(アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内)で働く企業のサポーターです。
■海外進出に関するご相談はこちらから■
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■海外進出をYoutubeで分かりやすく解説しています■
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