わたしたちダズ・インターナショナルと、新会社セカラボでは、
さまざまな「海外進出」の支援をおこなっています。

ここ最近、とくに「これまで、海外なんて考えたこともなかった」
というお客様からご相談を受ける機会が多くなってきました。

必然的に、「御社は、なにをやってくれる会社ですか？」
という質問が増えてきます。

海外ビジネス案件が未経験だったり、外部コンサルティング会社を
使う必要がなかった場合には、とくに「海外進出支援をする会社とは、どんな会社なのか？」
というイメージが持ちにくいですよね。

今回は、海外進出支援プラットフォーム「Digima」のサイトを参考に
海外進出支援という業務を見てみましょう。

海外進出支援という業務には、「専門業務型」と「総合マネジメント型」がある

海外進出支援と一言で表しますが
その実態は、多種多様です。

Digimaが公開している「海外販路開拓カオスマップ2022」
を参考にみてみましょう。

いくつかの専門業務にわかれて、
各企業がマッピングされていますが、
これをおおきくわけると「専門業務型」と「総合マネジメント型」
にわけることができます。

専門業務型とは？

会社設立や、物流、調査など、ある専門的な業務に特化した
サービス提供を主軸とする支援企業です。

ファッション業界にたとえるなら、
「オーダーメイドのスーツ店」や「くつ下のショップ」
といった専門店に相当します。

その中核業務において、知見やノウハウが蓄積され、
「この調査がしたい」とか「この国に輸出したい」
という目的が明確な場合に、きめ細かいケアを受けられる
可能性が高いのがメリットです。

総合マネジメント型とは？

ファッション業界で例えるなら「百貨店」や「デパート」
に相当します。

海外進出支援という業界において、この総合マネジメント型の
企業がもっとも重要視しているのは、デパートやホテルなど
の「コンシェルジュ」機能といえます。

たとえば、「今年の年越しは、ハワイで過ごしたい」という
目的があったとします。

コンシェルジュは
「ハワイは初めてですか？」
「何日から何日までご滞在できそうですか？」
「現地ではどのような過ごし方をしてみたいですか？」
「どんな食事が食べたいですか？　苦手なものはありますか？」
「お車の手配は必要ですか？」
「この旅行の総予算はおいくらですか？」
といった質問から、フライトやホテル、ゴルフやスキューバといった
アクティビティ、レストランの予約や緊急時の連絡先まで
旅行全体のプランニングをおこなってくれる。

こんなイメージで、海外進出案件の企画をお手伝いします。

さらに「予算があまり多くない」「もう少し資金繰りをして
豪華に旅行したい」というご要望があった場合は、
「では、月々いくらの積立をしましょう」
とか
「このタイミングで、この金融機関から一時的な借入も可能です」
といった資金調達も支援する。

総合マネジメント型の支援企業には、
このような幅広い支援が可能な企業もあります。

目的や業務内容別に分けると10業種に分かれる

「海外販路開拓カオスマップ2022」に記載されている業務を
ざっとみてみましょう。

調査
ニーズ調査、パネル調査、SNS調査など、各種の市場調査を実施します。

視察・アポ獲得
現地を訪れて視察したり、現地の商談アポを獲得する業務を実施します。

人材
人的なリソース不足やコスト管理を目的とした人材手配などを実施します。

越境EC
海外現地のECサイトやモールなどを利用した、越境ECの企画、運営などをサポートします。

代理店探し
海外で自社商材を取り扱ってくれる販売代理店を探す、という業務に特化しています。

物流
日本と海外現地との間で、飛行機や船を使い、物を運ぶ、という業務の専門家です。

会社設立
現地の法律に則って、現地法人を設立する、という業務に特化した専門業者です。

プロモーション
現地で物を売りたい、商材を知ってほしいといった場合のプロモーション業務を実施します。

商談支援
取引の商談を成立させるために、営業資料や通訳、テストマーケティングといった業務を提供します。

コンサルティング
目的にそった専門業者の選定や、全体のロードマップ作成、事業計画作成など、事業の全体像にかかわる業務を提供します。

賢く使い分けるには？　明確な事業目的を整理するところから始めよう

「海外販路開拓カオスマップ2022」で10種にカテゴリー分けされたなかで、コンサルティングに位置する企業は、総合マネジメント型の支援サービスを提供している場合が多いでしょう。

また、それ以外の専門業務にカテゴライズされた企業のなかにも、その専門業務を強みとしながら、総合コンサルティング型の支援を行う企業もあります。

たとえば、物流の会社に、市場調査の相談をしてみても、
あまり話が進まなかったり、
越境ECの会社に会社設立の相談をしても、
「弊社では対応できません」
と断られることもあります。

海外旅行のプランニングと同様に、
最終目的だけがぼんやりと見えている状態であれば、
まず総合マネジメント型の会社に相談してみるとよいでしょう。

もし、自社のなかで議論を重ねる中で、
「海外進出の実施には、この部分の業務機能が足りない」
と明確にわかっている場合は、
専門業者に相談したほうが効率的です。

わたしたちダズ・インターナショナルと新会社セカラボは、
総合マネジメント型の進出支援企業として、
おおくの進出案件をサポートしてきました。

まずは、自社のなかで、
海外進出案件の「目的」と「不足している機能」を
整理するところから、始めてみてはいかがでしょうか？

自社ではなかなか不足機能がわからない、
という場合には、ぜひ弊社までご相談ください。

最初の一歩から、いっしょに考えていくご支援をいたします。

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この記事は、Digimaの以下のページを参考にしています。
https://www.digima-japan.com/service/resorz-wp6/
海外販路開拓カオスマップ2022 | 株式会社Resorz

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