これから海外進出する企業も、すでにしている企業も、1度立ち止まりませんか？

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1. 海外で…なぜ？

会社の中でこんな会話は生まれますか？

「部長、なぜアメリカ支社ってあるんですか？」
「課長、なぜ海外市場狙うんですか？」

この”なぜ？”の回答に感覚ではなく、根拠を持った回答で答えられる方は会社にどの程度いらっしゃいますか？

私はこれまでコンサルティングやコーチング業務を進めてきた中でさまざまな業種業態の企業と
お話しさせていただく機会が多くありますが、ある社長がお話ししてくれたことの中で今でも忘れられない言葉は、

「会社って”なんとなくやってる業務”が90%を越えていると思うよ。本当に必要な業務を見直したら社員の10分の1で回るんだよ。」というお話。

今有名なひろゆき氏に言えば「じゃあ無駄は省けばいいんじゃないですか？」と一瞬で論破されるんだと思いますが、まぁそういう問題でもないのが実情。

私はというと、半分ずつくらいでいきましょうという意見です。
無駄を省くという働きも必要である一方で、無駄とされることも必要だと考えます。

ただし、現状の割合としては、もう少し無駄を省く流れがつくられていかないと日本は落ちていってしまうようにも感じる今日この頃です。

少なくとも、国内事業よりも色々な面で難度が高い海外ビジネスにおいては、

「部長、なぜアメリカ支社ってあるんですか？」
「課長、なぜ海外市場狙うんですか？」

このような問いに答えられるようになっておくべきだと考えます。

ビジネスでは国内・海外問わず、いつも出てくるのは事業計画書・市場調査という言葉です。
私たちも同様に、お客さまからのご依頼で事業計画書の作成や市場調査をサポートしていますが、これらも”なぜ？”の連発です。

事業概要になぜ？
事業計画書の収支予測に並ぶ数字になぜ？
ビジネスモデルになぜ？
マーケティング戦略になぜ？

…となぜは片手では数え切れませんが、そのたくさんのなぜを消さないと動けない（動かない方がいい）ことは言うまでもなく、私たちも企業との関わりの中でなぜを消したり、なぜを生んだりしながら事業推進サポートしています。

「市場調査なんてやってられるか！動けばわかる！」という声は感情では共感するのですが、ロジカルに考えるとやはり同意はできません。

かなりリスクがあるからです。

“急がば回れ”、この一言に尽きるわけです。
市場調査にはお金と時間がかかるけれど、やった方がいいです。

なぜ？という荷物はできる限り持たないで歩いた方がいいわけです。
この荷物は歩けば歩くほど重くなっていくものです。

「じゃあどこまで調べればいいの？」という気持ちになりますよね。
ご相談ください。貴社に必要な市場調査設計から関わらせていただきます。

私たちはマーケティングしやすい島国に住んでいます。
日本はほぼ同民族で構成されており、世界の国々に比べても宗教・文化は画一的だと言えます。

コロナ対策をとってみても「マスクを付けろ」と言われればほとんどの日本国民が言うことを聞きますし、多様的な対応をせずともまとまりやすい国であると言えます。

このこと自体は良い面も悪い面もありますが、今回そこには触れません。

つまりそれだけわかりやすい国であり、そのわかりやすさに慣れきっているのが日本人の癖です。
それ故に多種多様な考え方を受け入れるのがとても苦手だとも言えます。

この弱点はしっかり対策をしておかないと、海外進出事業を進めていく上で大きな障壁になることが多くの事例でわかっています。

癖や弱点は受け入れ、対策をすればほとんどのことが解決できます。
繰り返しますが、受け入れ、対策をすればです。

私たちはこれまで、300社以上の海外進出日本企業と関わってきました。
その中で必要なことは多岐に渡りますが、本質的な大枠で言えばこの「なぜ？」の対処と、癖と弱点の受け入れと対策ができる企業かどうか？という点がすべての分かれ道になっているようにも思います。

私たちが関わることにより、このことが少しでも改善・対策できればと考えています。
海外進出はゴールではなく、スタートです。
本当のゴールは進出後にどうであるか？です。

これから海外進出する企業も、すでにしている企業も、1度立ち止まりませんか？
暗中模索で動くよりも、その立ち止まりに価値があるかもしれません。

私たちは企業のグローバル展開・オンライン展開をサポートします。

グローバルサポートエリアは東南アジア・アメリカ・東アジア。
各国現地ローカル〜オンラインの展開まで、さまざまな海外進出をサポートします。

企業の”越境”に必要な各サポートの領域はコンサルティング・マーケティング・プロモーション・クリエイティブと、包括的なサポートだけではなく、各施策の点と点を線にするプロジェクトマネジメントを得意としております。

■（株）ダズ・インターナショナルのホームページ■
https://does-inter.com

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■海外進出をYoutubeで分かりやすく解説しています■
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