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【海外移住】フィリピンへの移住方法全パターンご紹介☆〜ビザの種類・特徴について〜 ダズ・インターナショナル

ダズインターナショナルの星野です。

前回ベトナム移住についての記事を書かせていただきました。
※ベトナム移住に関しての記事がこちら。
https://does-inter.com/hoshi-article4

今回は、約1万6,800人の日本人が住んでいると言われている、フィリピンへの移住方法やビザについてご説明いたします。

「海外移住を検討している方」や、「海外移住を全く考えていない方」にも、参考となれば嬉しいです。

ダズ・インターナショナルと一緒に将来の移住計画を立てましょう。

フィリピン移住 – フィリピンってどんな国?

<有名都市>

フィリピンは、3つの地方に分かれています。(※図1 )
そして観光にも留学にも人気な国だと私は印象があります。観光としては、セブ島やボラカイ島やパンダノン島など綺麗な海沿いで滞在する人も多いでしょう。

また、留学でもセブ島は人気であり、そしてフィリピンの中で最も発展した都市マニラや、アメリカ空軍基地があったクラークなどが留学に人気な都市のようです。

<人口分布>

フィリピンの人口を年齢で分けると綺麗な三角形(※図2)になります。
これは、日本とは違い若年層の人数が多いことを表します。
そして平均年齢はなんと24歳と若く、人口も2091年まで人口増加が続くとの試算もあり、若い年代の人口が増加が続くとされており、今後経済成長が期待される国の一つでもあります。

<日本人が多い地域>
フィリピンには、約1万6,800人の日本人が住んでいると言われていますが、日本人が多い地域としては、以下3都市になります。

①ルソン地方(フィリピン北部)に在留邦人全体の約78% (1万3,790人)
②ビサヤ地方(フィリピン中部)約14%(2,541人)
③ミンダナオ地方(フィリピン南部)約7.8%(1,372人)

<特徴>

フィリピンは、、大家族が多く、家族を大切にしたり年長者や子どもに優しいと、とてもあたたかい人が多い国です。

フィリピン現地の方とのビジネスを行う上での関わり方として知っておきたいこととしては、フィリピンでは「フィリピンタイム」というのがあるというっことです。
これは時間どおりに物事が進まないというフィリピンの特徴のことを表しています。

・待ち合わせを17時に約束したが30分たってもこない
・依頼を頼んだ業者が時間通りになかなかこない

などは、当たり前に起こるという、おおらかな文化があります。

なお、大事な商談や飛行機の時間など絶対に遅れてはいけないことは把握しているようですが、

約束をするときは、「そういうものなんだ」と理解して気楽に待つか、予定より早い時間で伝えとくなど調整するのがいいかもしれません。

また、フィリピンでは「プライドが高い」方が多いようで、人前で叱られたりすることを恥だと思う傾向があります。
日本では上司が部下に人前で指摘をすることはよくあることですが、フィリピンでは相手が一人になる環境でことばを選んで伝えることがよいでしょう。

文化を理解した上での、生活がより良い関係を生み出せると思います。

そんな平均年齢が24歳と今後の経済成長が期待されているフィリピンに移住・滞在するにはどんな方法があるのでしょうか。

1. フィリピン移住 – 入国情報/ビザなし入国

新型コロナの影響で各国入国に制限があるなか、フィリピンへの入国にはどのような影響があるのでしょうか?

現時点(2021年8月)では日本国籍者の観光目的での入国は許可されていないようです。
なお、2021年5月1日以降、特定の外国人の入国を許可することを発表しました。

<条件>
現在入国可能な対象者と条件は以下となります。

2. 外交官と外国政府職員、及びその家族
3. フィリピン国籍を有する重国籍者
4. 入国時に有効かつ現存するビザを保有する外国籍者
5. バリクバヤン・プログラム*による入国が許可され、以下の条件を満たしている方
※元フィリピン国籍者と渡航する元フィリピン国籍者の配偶者、及びその子供(必ず一緒に渡航すること。年齢不問)
※フィリピン国籍者と渡航するフィリピン国籍者の配偶者、及びその子供
(必ず一緒に渡航すること。年齢不問)
6. フィリピン国籍者と渡航しないが、フィリピン入国後にフィリピン国籍者と一緒に滞在する予定の以下の条件を満たしている方
7. 有効かつ現存する 9(a)ビザ(短期滞在ビザ)保持者で入国免除文書をお持ちの方

※入国する空港がその日に受け入れ可能な人数のみ入国が可能となっております。
※インド、インドネシア、バングラデシュ、オマーン、ネパール、パキスタン、スリランカ、及びアラブ首長国連邦から出発、または過去14日間にこれらの国を訪れた方(外国人およびフィリピン人を含む)は、フィリピンへ入国ができません。
※ビザ・パスポート等の情報や入国制限は予告なく変更されることがあるため、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認してください。

ビザなし入国は?

まず元に、日本国籍社は、商用または観光の目的であれば、ビザなしでフィリピンに最大で30日間フィリピンに滞在することができました。
なお、新型コロナウイルスの影響で、2020年3月22日以降この査証免除を一時的に停止しております。

現在(2021年8月時点)はビザの種類により入国不可な場合もありますが、通常時はフィリピン入国・滞在・移住にはどのようなビザがあるのでしょうか?

2.フィリピン移住 – 観光ビザ(Tourist Visa.9A)

観光ビザでは、59日間(延長可能)滞在が可能です!

<取得条件>
・在日比国大使館にて申請。発給日から3ヶ月以内に入国しなければならない。
・60日以上滞在する場合は、現地で延長手続き可能。

★延長手続きに必要な書類
・6ヶ月以上の残存期間のあるパスポートのコピー(氏名、生年月日のあるページ)
・申請書類、写真1枚
・経済能力を証明する書類(銀行の残高証明書、クレジットカード等)
・航空券の予約証明書または、往復航空券
・身分証明書(英文の雇用証明書、在学証明書等)
・フィリピン国内での滞在先を証明する書類

<注意>

●観光ビザでも働くことは禁止です!
●現在新型コロナウイルスの影響で、2021年8月1日より、以下の対象者であれば基本9(A)ビザが発行されます。

・フィリピン国籍者の外国人配偶者
・フィリピン国籍者の外国籍の子供(未成年)
・介助等が必要な外国籍の子供
・フィリピン国籍者(未成年)の外国籍の親
・介助等を必要とするフィリピン国籍者(年齢問わず)の外国籍の親

3. フィリピン移住 – 特別居住退職者ビザ. SRRV(Special Resident Retiree’s Visa)

特別居住退職者ビザ. SRRVは、フィリピンに長期滞在をお考えの方々に、1番知られている長期ビザで、なんと、滞在可能期間は特に制限はありません!

※新型コロナウイルスの影響でこちらのビザの発行も一時停止されておりましたが、2021年5月17日から50歳以上の申請者に対するSRRV申請を再開と発表しました。

<取得条件>
・35歳以上であればほとんど無条件で取得できる。
※現在(2021年8月時点)では50歳以上とのこと。
・申請時、フィリピンに連続で1ヶ月以上の滞在が必要。
・フィリピン国外、フィリピン国内にて無犯罪証明書
・フィリピンに住まい、住所を所持している必要はない。
・退職庁指定の銀行口座にビザを保持している間、定期預金を行う。

★このビザは大きく3つの種類があり、一般的には「クラシック」か「スマイル」となる。

CLASSIC:
・50歳以上は20,000USドル(年金受給者は10,000USドル)。
・35~49歳の場合は、50,000USドル。
・預託金は、退職庁が指定するコンドミニアム購入に転換することが可能。
・ビザ発行の30日後から投資に転換することが可能。

SMILE:
・35歳〜49歳の場合は、20,000USドル。(一律)
・預託金の投資転換は不可。

ヒューマンタッチ:
介護や療養を必要とする人が対象
・年金受給と健康保険などの医療保険加入が必要。
・35歳以上の場合は、10,000USドル。
・預託金の投資転換は不可。

フィリピン移住方法

《補足》
・ご家族(ご夫婦+19歳までのお子様)であれば、3名様まで1名様の条件にて付帯可能。4名以降1名につき条件追加。
年会費が360ドル必要で、外国人就労許可証をとれば就労が可能。

★就職可能・ご自身でビジネスを行う場合は、毎年、労働許可証(AEP)申請が必要
★ご本人+配偶者および21歳未満の未婚の子供も取得可能

4. フィリピン移住 – 特別投資家ビザ(SIRV = Special Investment’s Residence Visa)

こちらのビザは、投資が継続する限りいつまでもフィリピンに居住することができるビザです!!
※毎年の更新が必要となります。

<取得条件>
・75,000USドルを投資すると貰えるビザ。

《補足》
・21歳以上から申請可能
・申請者の配偶者と21歳未満の未婚の子供もビザ適用化。
※取得手続きが不透明な部分あり。

★就職可能・ご自身でビジネスを行う場合は、毎年、労働許可証(AEP)申請が必要

5.フィリピン移住 – 特別割当移住ビザ(Quota Immigrant Visa )

クオータービザは、各国に対して年間50人分しか発給されていないビザです。
取得できれば、「SRRV以上」にメリットが大きいとも言われています。

< 取得条件 >

・取得可能年齢:20歳以上
・取得に必要な金額:供託預金として50,000USドル(日本円で約540万円)
・取得に必要な滞在期間:30〜40日
・住居の必要性:不動産を購入もしくは賃貸し、住所の確保が必要
・滞在可能日数:無制限
・滞在義務なし(出入国自由)、現地での就労も可能
・更新:1年毎

<srrvとの大きな違い></srrvとの大きな違い>

クオータービザもSRRVと同様に供託預金が必要となりますが、クオータービザの場合は、ビザの取得が完了してしまえば預けている50,000USドルを自由に使うことができます。
この点は、供託預金を投資に使うか銀行に預け続けなければならないSRRVと大きな違いです。

※年々、取得プロセスが複雑化、また詐欺的な事件も非常に多いことで、随時、情報をチェックすることを推奨します。

6.フィリピン移住 – 学生ビザ / 特別就学許可証

年々フィリピン留学の知名度が上がっており、2018年度では前年よりも22%ほど上がり、年間8,200人ほど、フィリピンへ留学した方がいたようです。
これからもフィリピンは留学先の国としてとても人気が上がると予想されております。

そんなフィリピン留学でのメリットは、

1.格安費用で質の高い語学留学が実現
2.ビジネス英語能力1位の国で英語が学べる
3.マンツーマン中心の授業で短期間でも英語力アップ
4.欧米に長期留学する前にプレ留学にも最適
5.事前の面倒な手続きが必要ない

というさまざまなメリットがあります。

そんな人気上昇中の、フィリピン留学にはどのようなビザがあるのでしょうか。

特別就学許可証(Special Study Permit)

<滞在期間>
滞在可能日数は、6ヶ月(有効期限後は再取得が必要)

< 取得条件 >
留学先の学校を通して取得するのが一般的。

《補足》
・フィリピンで就学するために必要な許可証(学生ビザとは異なる)。
・主にフィリピンの語学学校(国の認可を受けている)で観光ビザを使い滞在しながら就学するために必要となり、学生ビザと比べると申請が簡単。

学生ビザ(<9F>Student Visa )

< 取得条件 >
フィリピン国籍以外の18才以上

《補足》
・SSP(特別就学許可証)を使用して留学している人もいるので、どちらが必要なのかは留学の受け入れ先に確認する必要がある。
・フィリピン入国管理局が承認している、高等学校(大学、専門学校など)以上の学校で受講する場合に取得が必要。

< 参考>

無査証短期滞在

非移民ビザ (短期渡航ビザ)


https://pra.gov.ph/
https://boi.gov.ph/sdm_downloads/application-for-special-investors-resident-visa-sirv-checklist-of-requirements/
https://immigration.gov.ph/visa-requirements/immigrant-visa/quota-visa https://osakapcg.dfa.gov.ph/guidelines-for-issuance-of-student-visa-9f
http://www.immigration.gov.ph/services/special-permits/special-study-permit

※こちら資料の情報は変更する場合がございますので、ご了承ください。
詳細につきましては、上記のリンクからご確認いただくことをお勧めいたします。

※現在、新型コロナウイルスの影響で渡航やビザ申請の制限がある場合がございます。
詳しくは上記リンクのサイトや「フィリピン共和国大使館」などの情報をご確認ください。

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