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グローバル展開で成功するための道はたくさんありますが、基本この2つしかありません。
1つ目は、
まず「日本で人気の商品になること」です。
日本での高い実績があれば、他国展開にプラスアルファの作用を持つことから成功にリーチしやすいでしょう。
2つ目は、
「ターゲットの国・市場・消費者に向けた優位性を持った商品/サービスであること」です。
ローカライズに長けたアプローチにより成功に近づけるでしょう。
当たり前のようですが、これが王道の道です。
現地の販売代理店はとてもシンプルです。
その商品/サービスを売ることで儲かることが目的です。
売れるもの、売りやすいものには積極的に売ってくれます。
もちろん、売れないもの、売りづらいものには消極的です。
私たちはグローバル展開をする上で、まずこの2つに当てはまっているかどうかを
調査・分析し、その答えにより、今後の方針について提案します。
そして成功に近づくためのひとつひとつの取り組みを行なっていくことになります。
これはグローバル展開に限ったことではありません。
日本国内での法人生存率というものがありますが、
コロナ前のデータでは、起業後3年での生存率は約50%、5年での生存率は約40%、
起業から10年後の生存率は約26%という推移になっています。
カンタンに言うと、10社会社をつくってから3年で半分の5社が消え、
5年で6社消え、10年経ったら7社以上が消えるということです。
つまり、それくらい成功して生存し続けることは難しいことということです。
(私も起業してから決算のたびに「今年は生き残れたか…」と渋い決算書を見ながら独り言をしております。)
自分に向かって言える言葉でもありますが、
事業主が持たなければいけない覚悟として、
新規事業やグローバル展開は「そもそもうまく行かない方が可能性が高い」という明確な事実を
受け入れるところから始めるべきだと考えています。
このような考え方への異論としては、
「はじめからうまく行かないなんて思っていたらうまくいくものもうまくいかない」
というものがありますが、私はこの考え方は危険だと思っています。
もちろん方程式や努力なんていう次元を超えた天才や奇才は違います。
しかし私はもちろん、多くの企業はその奇跡は起こせるような天才でも奇才でもないことが現実です。
データと事実を受け入れた上で勝つための戦い方をゼロから学ばないと勝てないと思っています。
自社を受け入れることから始める。これは生存、成功できるための前提条件です。
「うまくいかない想定」
「うまくいく想定」
どちらの方がテンションが上がるかで言えばもちろん後者ですが、
会社は、事業はテンションではなく、売上を上げていかないとならないわけなので、
不安と向き合うことから始めるべきでしょう。
コロナ禍の混沌は、闇ばかりではありません。
世界全体がひっくり返ったわけです。
”強い奴が勝つ”という理論が崩壊し、”勝った奴が強い”という理論に移ってきているようにも見えます。
どうやったら勝つか、私たちは勝つためのグローバル展開における塾のような立ち位置で
サポート業務を強化しております。
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