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【マレーシア】現地在住者の視点から見る「ニッポン」のイメージとは? 驚きのリアルな声を紹介~マレーシアVer.~

1 現地在住日本人からは、いまの「ニッポン」はどう見える?

マレーシアには若年層が多く、20代や30代で会社を設立し経営している人も多いです。
これが購買力の強さをもたらしています。
休日のショッピングモールは10代から30代の若い世代や家族連れが多く、活気に満ちています。

日本に帰国した際、電車に乗ったとき、
疲れた顔の若い人から50代までの人を見かけ、勢いのなさを感じました。

日本では未来の不安から貯蓄している人が多い一方、
マレーシアでは給料日後に給料の大部分をショッピングに使ってしまう人もいます。
日本の様に堅実に貯蓄に回している人はまだ少ない様にも感じます。

日本社会の男尊女卑やパワハラ、セクハラ問題は他国から見て、深刻かつ異常です。
マレーシアの国民は女性、子供、年配者に配慮がある優しい人が多いです。
特に公共交通機関では、妊婦や子供連れ、お年寄りのみならず、女性に席を譲る姿がよく見られます。

2 現地の人が思い浮かべる「有名な日本人」はだれ?

マレーシアの国民的人気スポーツはバトミントンで、
若い人からお年寄りまで多くの人がテレビで試合を楽しんでいます。

特に日本のバトミントン選手、桃田賢斗選手はプレイスキルはもちろん、
端正な顔立ちでマレーシアの若い女性からの支持を得ています。
また、山口茜選手も人気を集めています。

カラオケではKiroroの「未来へ」がよく歌われており、大変な人気です。
私の同僚は日本から宇多田ヒカルや浜崎あゆみのレコードを仕入れているほどJ-popが好きです。

日本のバンドOne Ok Rockもマレーシアでのライブが開催され、満員になるほどの人気があります。

3 現地の人が思い浮かべる「日本の商品」はなに?

マレーシアの中華系の友人に「日本の商品」と言うと、
多くの人が「味の素の調味料」を挙げます。

この商品はスーパーのあちこちで見かける定番となっています。
また、「ソニー」や「ユニクロ」も頻繁に挙げられる名前です。

日本のドン・キホーテがLot10に1号店を開設してから、
日本製品の人気が更に増しているようです。

多くの現地の人々が、日本製品の品質や味を高く評価しています。

4 現地の人が思い浮かべる「日本の会社名」は?

日本の自動車ブランドとしては、「TOYOTA」や「HONDA」が特に有名です。

これらのブランドはクオリティが高いと評価されており、
多くのマレーシア人にとっては憧れの存在です。

主要道路沿いでよく目にするのがTOYOTAの看板です。
また、女性にとっての代表的な日本ブランドとして「資生堂」が挙げられます。
多くのマレーシア人が日本人女性の美しい肌を憧れの対象と見ており、
日本製の美容品やサプリメントは信頼性が高く、効果を期待して購入しています。

5 日本へ旅行に行くなら、どこで何をしたい?

マレーシアからは東京や大阪への直行便が存在しており、
多くの人が日本を訪れた経験があります。

すでに日本に行ったことがある人には、冬の北海道が人気です。
特に20代の間で人気なのが、日本での着物体験、日本食、そして神社やお寺の訪問です。

日本独特の着物体験は、特にSNSを頻繁に使用する20代には非常に人気です。
また、ラーメンやお寿司のような日本食もマレーシアで大変愛されています。

6 まとめ

1981年に提唱されたマハティール前首相のルックイースト政策は、
東アジア諸国、特に日本と韓国の経済発展モデルを学ぶことを目的としていました。

この政策の影響は今も続き、多くのマレーシア人が日本製品や日本の会社を尊敬しています。
現在では、若い世代も気軽に日本を訪れたり、インターネットを通じて日本の情報を得ることができ、
日本人より日本の事を良く知っている人もいます。

私は日本を離れ6年目となりますが、
毎日のようにマレーシアで日本製品や日本の文化に関する話題を見聞きする機会があり、
日本人として誇りを感じてここマレーシアで過ごしています。

日本人としての誇りを感じつつ、マレーシアの若者のエネルギーや
「この国をもっと良くして行こう」とする前向きな姿勢から学びたいと感じています。

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株式会社ダズ・インターナショナルは

〜フワっとアイデアをパキッとミエル化、カチッとデキル化〜 
私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに、新しい市場への挑戦を伴走支援します。


理念は「第三者であることの意義を貢献に活かすこと」「会話にこだわり抜くこと」です。



グローバル展開に必要な施策により、
セカイ(アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内)で働く企業のサポーターです。

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