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イギリスは医療費無料って聞くけど、実際はどうなの? 日本とイギリスの違い〜メディカル編〜
1.はじめに
こんにちは!
私は2020年からイギリスに住んでいるのですが、よく聞かれる質問の中に
「イギリスの医療制度ってどうなの?」
というのがあります。
正直に言うと、私が日本のもので一番恋しいのはズバリ日本の医療制度です。
その理由をお話ししたいと思います。
2.【メディカル】イギリスで病院行くためのステップ
まず、イギリスは医療費が無料です。
診察を受けても、入院してもお会計はありません。
バーイと言って、そのまま帰宅できます。
とは言っても、毎月保険料(日本で言う国民保険)を払っているので
税金でまかなわれているという状態です。
イギリスの病院のほとんどはNHSという、国営の病院です。
民営の病院もありますが、とっても高いのでほとんどの人はこの国営の病院にいきます。
この病院に行くにも、長い道のりがあります…
事例1◆頭痛が続く場合
Step 1
自分が登録しているかかりつけ医を予約します。
(この予約もなかなか取れない。。。)
Step 2
もし専門医の診断が必要な場合、かかりつけ医から紹介所をもらって予約
(この予約、平気で1年近く待つときもあります…)
Step 3
ようやく専門医の診察!
ここで、さらな検査(CTなど)が必要な場合、また予約
(はい、ここも数か月待ちます)
To be continued…
というように、本当に永遠に待ちます。
(脳梗塞など緊急の場合は、迅速に対応してくれます)
なので、イギリスでは緊急時以外病院に行かない、という人が多いです。
在英日本人同士ではよく、
「3割全然払うから、日本みたいにすぐ診てほしい」
とぼやいています笑
3.まとめ
こちらのブログでは、欧米と日本の違いについて現地在住日本人の目線から紹介しております。
今回は医療システムの違いですが、普段は欧米と日本の製品の違いについて説明しています。
ぜひ市場調査の最初の一歩の参考にしてください。
参考記事
「海外進出前の市場調査の参考に!日本と欧米の違い〜文具用品編〜」
https://does-inter.com/blog240508/
「イギリスのサランラップはあまりにも〇〇…! 日本と欧米の違い〜生活雑貨編〜」
https://does-inter.com/blog240612/
ダズ・インターナショナルは日本企業が海外に進出するにあたり、市場調査以外でも、
以下のような施策サポートをしております。
- 市場調査(主に現地消費者や競合企業動向や有識者インタビュー調査)
- FDA申請代行(食品・薬品・コスメ商品・医療品等の販売に必要なライセンス)
- ECサイトやECモールでの販売サポート
- プロモーション(広告運用やインフルエンサー/KOLマーケティングなど)
- 現地ディストリビューターマッチング(BtoBの取引機会創出)
イギリスなら私がいますし、他国にもそれぞれ現地スタッフがその国のリアルな市場をお伝えすることができます。
ネットでの検索だけでは出てこない、細かい市場の違いを知りたい方はぜひ私たちにご相談ください。
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株式会社ダズ・インターナショナルは
〜フワっとアイデアをパキッとミエル化、カチッとデキル化〜
私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに、新しい市場への挑戦を伴走支援します。
理念は「第三者であることの意義を貢献に活かすこと」「会話にこだわり抜くこと」です。
グローバル展開に必要な施策により、
セカイ(アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内)で働く企業のサポーターです。
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