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個人も法人も、アップデートの連続ですね。
またひとつ歳を取りました。
子供の頃は「誕生日おめでとう」と言ってもらえば、素直に「ありがとう!」と返せたものです。
しかし、そうはならず、物憂げな1秒を挟んでしまうのはなぜでしょうか。
歳を取ることは良いことでも悪いことでもなく、シンプルに、1年分強くなれたかな?
大きくなれたかな?という自問自答の1秒なのではないかなと思ったりします。
絶賛厄年ど真ん中の私は、伊豆三島大社に足を運びました。
個人の厄除け、会社の商売繁盛、まとめてどかっと神頼みするあたりが罰当たりにも感じますが、
蝉の鳴き声と自分があるく時に鳴る砂利の音だけがする静かな場所でちょっとしたリセットをしてきました。
そろそろ良い意味で”自分が何者なのか“ということがどうでもよくなってきた今日この頃。
なんだか自然体に近い状態で居られる術も覚えてきました。
生まれたての赤ちゃんが自分が何者か、どうで在るべきかも考えないように
私も原点回帰しているように思います。
意味がなさそうなことも、つまらなそうなことも、まぁいいじゃないか、と触ってみる。
これまでの人生観でのそれらとはまた別の結果を手に入れられる気もしています。
最近、個人としても会社としても、よく頭に浮かぶのは”アップデート“という言葉です。
スマホのアプリで時々出てくる、あれです、
時代の流れの中でアップデートを繰り返す。
この前正しかったことが今は違う。
そんなことが起きる、諸行無常の世界に住む商業無情な生き物なんだということを受け入れる。
変わったことに対して不平不満の音を立てるのではなく、アップデートする自分を見つめる。
コロナウィルスがむちゃくちゃでも、菅さんがどれだけブレても、問題の矢印はいつも自分です。
1度きりの人生。
面白いおじさん、面白い生き物でいたいなと思います。
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