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現地在住者の視点から見る「ニッポン」のイメージとは?驚きのリアルな声を紹介〜台湾Ver.〜
1 現地在住日本人からは、いまの「ニッポン」はどう見える?
台湾人が日本を見る際のイメージは、美しい国であり、
品質の高い商品や美味しい食べ物として知られています。
コロナ明けでの海外旅行解禁後、多くの台湾人が日本への旅行を続けていますが、
日本が「物価が安い国」とのイメージも持たれ始めています。
これは先進国としては少し異例の状況かもしれません。
日本への多くの観光客は歓迎できるものの、日本の賃金が上昇し、
適切な価格で商品やサービスを提供できる国としての位置づけが求められています。
2 現地の人が思い浮かべる「有名な日本人」はだれ?
近年のスポーツ界での注目は、メジャーリーグで活躍する大谷選手に集まっています。
夕方の現地ニュースでも彼のアメリカでの活躍が取り上げられています。
また台湾人でも日本代表チームを応援してくれる方々が多く、
台湾の街中でも日本代表チームのユニホームを着た人々や
大谷選手のロゴ入りの商品を見かけることが増えています。
野球が台湾と日本との間でのつながりを強化しているのを感じ、感謝しています。
3 現地の人が思い浮かべる「日本の商品」はなに?
台湾人が日本と聞いて最初に思い浮かべる商品は「薬」と「お菓子」かもしれません。
日本への出張の際、台湾の知人や友人から
特定のブランドの薬やお菓子の購入を依頼されることが多いからです。
台湾にも同じブランドの薬が販売されていますが、
日本製のものとは成分が異なるようです。
お菓子についても、日本のものは独特の味付けや食感が人気です。
また薬の人気ブランドは数年たっても変化が少ないですが、
お菓子の人気ブランドは数年単位で移り変わりが見受けられます。
高い人気があったために、台湾でも購入できる場所ができたり、食べ飽きられてしまうこともあるようです。
4 現地の人が思い浮かべる「日本の会社名」は?
日本のブランドとして、車やバイクの「トヨタ」や「カワサキ」「ホンダ」などは、
年齢を問わずに広く知られています。
実際、台湾では日本のブランドが70%のシェアを握っていると言われています。
また、台湾人は日常的にマイボトルを使用しており、
「象印マホービン」のような保冷ボトルは非常に人気があります。
「ユニクロ」や「GU」も、日本と比べると単価は高いのですが、
品質とデザインの良さから台湾で広く受け入れられています。
さらに、お菓子メーカー「森永」は台湾進出から50年以上が経過しており、
現地のオリジナル味の商品を開発するなど、愛される会社となっていす。
5 日本へ旅行に行くなら、どこで何をしたい?
台湾人が日本を訪れる際の主な目的地は、東京、関西、沖縄となっています。
東京では浅草や渋谷、関西ではUSJや京都が人気です。
沖縄は手軽に訪れられる美しい海が魅力です。
しかし、日本への繰り返しの訪問を経験した台湾人は、
東北や九州、四国など、SNSや知り合いからお勧めされた新しい場所にも興味を持ち始めています。
特に熊本にはTSMC工場の進出が決まり、交通の便も向上しているため、
今後の観光地としての注目度が高まっています。
台湾人に日本の魅力を伝える際には、ショッピングや食事、観光スポットを効果的に紹介することが大切です。
6 まとめ
台湾には日本の商品・サービスが深く根付いています。
一部のカテゴリにおいては、トレンドの移り変わりが激しい点に留意が必要です。
定着度が高いという事は、台湾人のニーズが多岐に渡るということでもあります。
台湾人のニーズを満たし、既存製品とは異なる新たな製品が望まれるでしょう。
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