1. “日本の商品を、日本で売れた売り方で、海外で売る＝まぁ売れない”

海外進出支援を始めて10年以上、支援実績は累積500社を超えました。

「日本企業の海外進出はどんなものか？」という趣旨のご質問をいただくことが時々あり、これは業種業界によっても違うことは前提ですが、”10年前よりもポピュラーな経営アジェンダになった”という実感があります。

それでは実際、日本企業の海外進出はうまくいっているんでしょうか…？

まず、事実から申し上げますと“日本企業の海外進出の成功確率はかなり低い傾向”です。

「何を持って成功・失敗とするか」「どのくらいの期間を区切って判断するか」などの基準によりますが、ほとんどのケースで国内の事業推進よりも、複雑かつ障壁の多い海外ビジネスでは成功率が下がるのはもはや当たり前とも言えます。

これには色々な要因があると思いますが、いちばん多いのは「日本人のガラパゴス発想が邪魔している」という問題で、世界各国それぞれのスタンダード（常識・文化・宗教・流行などなど）との折り合いがつかず、”日本で売れると考えられたもの”の押し売りパターンが圧倒的な大多数であると感じます。

失敗の方程式は”日本の商品を、日本で売れた売り方で、海外で売る＝まぁ売れない“です。

そうすると成功の方程式は…大枠想像できると思います。

…今回はこのあたりをテーマに、私たちの新コンセプトである『デキル化』と共にまとめたいと思います。

2. カチッとデキル化

「私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに…」と言っていますが、

まず、この『デキル化』という言葉は一般的に使われている言葉ではありません。（のはずです。）

これまで「見える化」という言葉はありますが、見える化よりもさらに具体化・現実化した支援を言葉にしたいと思い、『デキル化』という言葉をつくりました。

海外進出のほとんどは、フワっとしたアイデア（思いつきとも言う）から始まります。

このアイデアを色々な角度から考え、調べ、解像度を上げていくことでパキッとミエル化していきます。

※この時点で「やっぱりこの事業アイデアは無理だ」も含め、選択・確定できることもあると思います。

私たちが大切にしたいのは、この次です。

“パキッとミエル化しただけでは、なかなか実現しない”という事実です。

ミエル化では「それでどうするの？」までは辿り着けないことが多いのです。

このイラストにもあるように、

ミエル化だけではいくつかの点が見えただけで具体的な行動計画が立てられず、いわゆる”絵に描いた餅”で終わってしまうことが本当に多いんです。

散らばった点と点を根拠ではなく、無理矢理に感覚で線にしようとすると、前述の失敗の方程式に陥る傾向が強くなるわけです。

3. 「で、どうすればいいの？」実現可能性にフォーカス

どうでしょう、例えるならですね、、、

「最近太っちゃったから3kgくらい痩せなきゃなぁ」みたいなフワっとしたアイデア、思いつきありますよね。

次に、どうやったら痩せるのかな？と思い、詳しい人に聞いたり、ジムを探したり、選ぶべき食べ物を調べたり。

痩せるために必要な情報集め、つまりパキッとミエル化するための行動をしますよね。

そこでよく考えてみてください。

やるべきことがミエル化されたら痩せられるのか？という現実的な問題です。

「やるべきことがわかれば痩せられるよ」そう思ったあなたはきっと私たちのサポートは不要です 笑

そう思えなかったあなた、お問合せください 笑

自分の意思だけでは痩せられないこともしばしばあると思います。

たとえばライザップのように専属トレーナーにより、具体的にいつ・何をするのか行動計画を明確にすることや、外部からの管理が必要になることの方が多いのではないでしょうか。

つまり、やりたいことがある。何をすればいいかはわかった。

『で、どうすればいいの？』に応えた、実現可能性にフォーカスした支援でないと、

結局貢献にはなりづらいというのが私たちが『デキル化』という言葉にたどり着いた経緯です。

4. デキル化×伴走支援

私たちの海外進出支援という働きは、日本企業が海外で成功してくれないと成り立ちません。

つまり、本当に貢献するために、とことんこだわらなければ私たちの仕事もなくなるわけです。

今回語りました『デキル化』という考え方を、企業の伴走者となって関わることが海外進出支援の最適解であると私たちは考えます。

「うちの会社のケースだとどうだろう？」などいつでもお気軽にご相談ください。

無料相談や企業の海外進出ロードマップ作成等、積極的に行っておりますので、ぜひ！

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株式会社ダズ・インターナショナルは

〜フワっとアイデアをパキッとミエル化、カチッとデキル化〜 
私たちは “企業の「やりたい」を『デキル化』する” をモットーに、新しい市場への挑戦を伴走支援します。


理念は「第三者であることの意義を貢献に活かすこと」「会話にこだわり抜くこと」です。



グローバル展開に必要な施策により、
セカイ（アジア・アメリカ・ヨーロッパ各国・日本国内）で働く企業のサポーターです。

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