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貴社の事業計画は、予測ベースですか?理想ベースですか?

1. 予測をベースとしたGOALから考える

海外進出に限ったことではありませんが、特に海外進出・新規事業では、
GOALから逆算してつくる事業計画を作成することが必要になります。

現在から未来を見るのではなく、到達すべき3年後、5年後、10年後の未来を基点として、
逆算してつくるのが”事業計画書”というものです。

私たちが海外進出サポートで、事業計画書についてお客様とお話をする際に、
「計画したって、実際はそんな風にことが進まないじゃないか」
という声もよく聞きます。

私自身も「確かに…」と感じることはしばしばあります。

そこで考えなければいけないのは、つくる計画の基盤は”予測なのか” 理想なのか”という点です。

私たちがつくるべきだと考えているのは理想ではなく、予測を基にした計画です。
“失敗することも含めた計画”は、事業推進の道標になります。

起きうる失敗やイレギュラーな出来事をリアルに盛り込み、未来から逆算でつくる計画を
つくる過程は笑顔だけではありませんが、実現可能性を最も大切にした手法です。

2. 私たち人間は基本、ポジティブなものです。

「こうなったらいいな」そんな願いを含めずに事業を開始できる人はなかなかいないものです。
ネガティブチェックはできる限りやらないようにしたいのが、正直なところだと思います。

色々な角度から見てしまうと、可能性が低くなりそうで怖いのは、まるで人間ドックのようですね 笑
本当のことがわかってしまうと気持ちが萎えてしまうから、できる限りポジティブに考えようとするのは、個人も会社も同じかもしれません。

しかし、調べずに、見るべきものを見ないようにすることは、やはり得策とは言えません。
かなり進んでから気づくよりも早めに知っておいたほうが、やはり良いわけです。

悪い情報であればあるほど、できる限り、早く知るべきです。

3. 事業はまるで子育てと同じようです。

最初から優秀な子供はいません。
初めは歩けず、考えられず、世話がかかります。
最初から儲かる事業がないように。

時間とお金と多くのチカラが加わって、子供はすくすく育つものです。
これもまた、事業同様ですよね。

事業主は言わば親です。
事業という子供にどれだけの時間とお金とチカラを使うかで、将来が決まってきます。
もちろん、かければかけるだけ良いわけではありませんが…
これもまた、同様ですよね。

子供と事業の大きな違いは、子供は計画通りじゃなくてもかわいいくて、周りが幸せな気分になりますが、事業は計画から外れるとみんなが悲しみます。

4. まとめ

未来から逆算した現実的な行動計画をつくることが何よりも大事です。
その計画からズレたら振り返って軌道修正をすることの繰り返しの中で、
未来を現実化していくことがとても大切です。

私たちは海外進出サポートをする中で、お客様の理想を現実に落としていくところから協力し、
伴走しながらサポートすることで、どうしても起きてしまうズレの軌道修正の提案も行っていきます。

より現実的な海外進出、新規事業をサポートできるよう、尽力してまいります。

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