こんにちは。ダズ・インターナショナルの田村アツシです。

海外在住17年の経験から、いまは東京で海外進出のビジネス支援を行なっています。この記事では、「海外ビジネスの支援、海外進出支援って、実際どんなことをやっているの？」という疑問に答えたいと思います。

本記事の構成（もくじ）
1. 海外ビジネス支援、海外進出支援には、「専門業務」が必要
2. 専門業務は、専門の業者でないと、できないことが多い
3. 海外ビジネスは、ほとんどの場合「新規事業」
4. 新規事業の立ち上げには、進行役が不可欠

海外ビジネス支援、海外進出支援には、「専門業務」が必要

まず、海外進出、という言葉の定義は、とっても広いです。

企業を主語にする場合が多いですが、個人が主体になることもあります。

どちらの場合にとっても、「日本国内から、あたらしい場所である『海外』に出ていく」というニュアンスです。

わたしたちが日々行っていることは、おもに企業の海外進出です。

その内容を細かく見ていくと、「シンガポールで○○○を売りたい」とか、「アメリカで△△△を仕入れたい」など、これまでやったことのない、新しい市場に挑戦する、というケースが大半です。

そこで、企業の担当者はこう考えます。「この目的を達成するためには、なにを、どうすればいいのだろう？」その答えがすぐに見つかる場合もあれば、なかなか見つからない場合もあります。

そこで、わたしたち海外進出の支援業者の出番です。

「その目的を達成するためには、まずこれをやって、次にそちらをやります。すると、こういう結果から、これができる可能性が出てきます」
という、海外でビジネスを進めていくためのノウハウを、一からわかりやすく伝えます。

たとえば、市場調査や、輸出入の許認可申請などです。

こういった専門性の高い業務は、それに特化した専門業者が行うことが多く、
「これから海外でビジネスを始めよう！」と考える企業にとっては、未経験のものがほとんどです。

専門業務は、専門の業者でないと、できないことが多い

では、このプラン通りにやりましょう、となると、その一つひとつを実行するパートナーが必要です。

なぜなら、企業にとって、海外ビジネスに必要な専門業務は、ほとんど自社で行うことが難しいからです。

無理に自社で行おうとすると、専門の人材を採用することから始めたり、必要な機材や設備を購入したり、頻繁に海外出張が必要になるなど、莫大なコストがかかります。

そこで、わたしたち海外進出の支援企業の出番です。

「その専門業務を行うパートナーなら、この国の、こういった企業がいますよ！」とご紹介します。

海外進出支援という業務において、このような「専門業務を行うパートナーのマッチング」が、
重要な役割を果たします。

海外ビジネス支援は、ほとんどの場合「新規事業」が対象

いま、日本中の企業が、海外の市場に目を向けています。

じっさい、ご相談に来られる企業の業種や業界、所在地は、多種多様です。

製造業だけでなく、飲食業、サービス業、IT関連、卸業、小売業、ほか、医療関係やペット、教育関係など、さまざまな業種からのお問合せが増えています。

これらの企業からのお問合せをおおきく分類すると、およそ6割強が、「初めての海外ビジネス」です。

つまり、「海外をターゲットにして、あたらしくビジネスを始めたい（拡大したい）」という内容がほとんどです。

既存のビジネスが成立していたマーケットで、よりたくさんの顧客を獲得したい場合や、商品単価を上げたい、といったケースとは、根本的に異なります。

「あたらしい市場への挑戦」という点です。

そこで、わたしたち海外進出の支援企業の出番です。

あたらしい市場への挑戦には、「不確実性」というリスクが伴います。

「売れるかどうかわからない」
「モノが確実に届くかどうかわからない」
「パートナーが信頼できるか不安」
「許認可が取れるかどうか判断できない」
「社内で承認されるかわからない」

そういった不確実性を、順番に、一つひとつクリアしていくために、
事業の全体像と、それに必要な投資コスト、専門業務を担当するパートナーを明確にしていきます。

海外進出支援において、このようなロードマップの作成や、資金計画の作成は、重要な業務になるのです。

新規事業の立ち上げには、進行役が不可欠

ここまで読んでいただいて、少しはイメージが掴めたでしょうか？
　
「いわゆる、コンサルタントみたいな、アドバイスをする仕事？」
と感じた方も多いかもしれません。

でも、わたしたちの海外進出支援は、たんなるアドバイスに留まりません。

新規事業の立ち上げという未知の分野で「こうした方がいいですよ！」と言われても、それをひとりで実行するのは、なかなか大変です。

「いっしょに、こうしていきましょう！」と、手を取り合いながら、同じ歩みを進めていく「伴走型」の支援をモットーとしています。

そのために、わたしたち海外進出支援のスタッフは、お客さまと専門業者のあいだに立ち、一方が行った作業の結果を、もう一方が受け取りやすく、かつスケジュール通りに動けるよう、キャッチボールの中継を行います。

そのコミュニケーション全体を、わたしたちは「プロジェクト・マネジメント」と呼んでいます。

つまり、わたしたちの海外進出支援のもっとも重要な要素が、このプロジェクト・マネジメントなのです。

メールやチャットツール、ときにはZoomなどのオンライン会議を使い、お客さまや専門業者と日々、コミュニケーションを行い、相互のキャッチボールを円滑に進める業務管理をする。

これが、わたしたちの海外進出支援を支える日々の業務です。

いかがでしたか？　本記事では、海外進出支援の現場で行われている一部をご紹介しました。

「海外進出支援の現場で働いてみたい！」
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という方は、お気軽にお問合せください。
お待ちしております！

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